レポート  ・神話の芸術 〜 Ta no Kami du Japon    
− 神話の芸術 〜 Ta No Kami du Japon −
本HPの管理者がワシモ(WaShimo)のホームページを開設したのは、 今から9年前の2002年、北九州の小倉に単身赴任中のときでした。独り生活の休日にデジカメを持って近場や九州各地に出かけ始めたのがきっかけでした。開設以来、多くの方々にご覧頂き、声援を頂いたり、ネット仲間に入れさせて頂いたりしているところです。
  
岐阜をはじめ静岡、三重、大阪から7名のネット仲間の方々が熊本においでになり、熊本の方3名も合流して11名(内女性6名)で、二泊三日のオフ会を開催したのは、昨年(2010年)の3月下旬のことでした。熊本市内で一泊し、SL人吉に乗って人吉へ。人吉相良 800 年の歴史に育まれた町並みを散策し、球磨川の清流下り、夜はカラオケを楽しむなど、有意義で楽しい時を過すことができました。
  
著者が暮らす鹿児島県内にあっては、インターネットが取り持つ縁で、県内のトップレディの方々や文化界で指導的立場におありの方々と面識を頂くことができました。インターネットがあってこそのことであり、その計り知れない恩恵を感じずにはいられません。
 
また、旅行記のページに掲載した写真を使用して頂いていることも、ホームページ開設の趣旨として有意義なことです。たとえば、 2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』で広く知られるようになった小松帯刀の像やゆかりの場所の写真を文庫本に、明治維新後行われた廃仏毀釈によって首折られた仁王像の写真などを歴史書に、また広島県福山市の鞆の浦やドイツの古都ハイデルベルクなどの風景写真を旅行書や旅行サイトなどに使用してもらっています。
 
ロンドンで邦人向けに発行されているコミュニティペーパーには、森有礼(初代文部大臣)や長沢鼎(アメリカのぶどう王)など、慶応元年(1865年)に薩摩藩によって英国に派遣された『若き薩摩の群像』の銅像(鹿児島中央駅前)の写真を使用してもらいました。
 
パリ在住の日本人女性コーディネータの方から、フランスとドイツの共同文化テレビ局・ARTE(アルテ)が放送している『 Arts du Mythe』(神話の芸術)という教養番組で、パリのケ・ブランリー美術館所蔵の田の神像(鹿児島)をとりあげることになり、パリで短編ドキュメンタリー映画の制作準備が進められているというメールを頂いたのは一昨年(2009年)6月のことでした。
 
鹿児島を中心に、一週間ほどの日本ロケとインタビューを予定しているのだけど、田の神の場所などをよく知っていて、一緒に監督と見て回りながらインタビューを受けてくれる人はいないか探していたところ、 ワシモ( WaShimo)のホームページにたどりつき、メールを差し上げたということでした。電話で詳細をお伺いし、協力することになりました。
 
田んぼが黄金色に染まった同年9月下旬に、監督とカメラマン、それに通訳の方が来日されてロケが行われ、ドキュメンタリー映画が制作されました。26分の短編でフランスとドイツで放映されたそうです。残念ながら日本では放映されませんでしたが、DVDを送ってもらいました。
 
その番組の6分間の部分が、この度、インターネット上に公開されましたのでご案内致します。下のアドレスをダブルクリックすると、3つの動画が表示されます。一番上の動画と一番下の動画は同じものですので、上2つをご覧下さい。本メルマガの著者は、一番上の動画に出演しています(本メルマガの著者の姿の初公開であります、どうか悪しからずご覧下さい(笑))。
 
 
・Arts du Mythe(神話の芸術)
             − Ta No Kami du Japon − ARTE(アルテ)
        → http://www.arte.tv/fr/3558100.html

 
動画を見るには、 Adobe Flash Player が必要です。インストールされていない場合には、インストールのための窓が現れますから、指示に従ってインストールすれば見れます。昔の珍しい映像が出てきたり、田の神にまつわる興味ある話しが出てくる大変興味あるドキュメンタリー映画ですが、6分間しか見れないのが残念です。
 
このように、鹿児島の田舎にいながら国際的な交わりができるのも、いろいろなことに興味を持てるのも、メルマガやホームページで記事を書けるのもインターネットがあってこそのことです。これからも、インターネットが取り持つご縁をよろしくお願い致します。

  

2011.03.09  
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