コラム  ・BBS(掲示板)文集(2003.04〜2005.12)   
田のかんさぁ〜(田の神様)  2005/12/3(土)
  田のかんさぁ〜は、物心ついた頃から、日常の生活の中にあった石仏です。旧薩摩藩領(鹿児島県本土および宮崎県南部)には、現在、約2000体の田のかんさ〜が確認されていると言われています。取材しようと思い立ったのですが、思いたったままの状態です。日木山里の田の神(加治木町)は、東京で開催された『ほほえみの石仏展』の会場正面に飾られた田の神だそうです。


              ○ 田の神も踊り出しそな彼岸花  ワシモ


               


マムシグサ  2005/11/29(火)
  マムシグサは、こちらでも良く見かけます。名前の由来は、茎の模様や色がマムシの肌ににているからだとか、花の形が蛇の鎌首に似ていてるからだとか言われているようですね。クリスマスベルに使ってもらえるのならマムシグサも本望でしょうね。

               




隅田川  2005/11/14(月)
  浅草吾妻橋から撮影されたユニークなビルの写真、ありがとうございました。浅草界隈や隅田川は藤沢周平の時代小説にもよく登場していましたし、浅草の雰囲気が好きでした。以前は仕事でよく上京していたので、その都度浅草にも足を運んだものです。帰りは船を使って隅田川を下り、竹芝桟橋まで行って浜松町から羽田でした。




手漕ぎの渡し  2005/11/12(土)
  『人吉・仲よし・こころ良し』。人吉は、深い霧で有名ですね。熊本県球磨村の楮木(かじき)地区の櫓(ろ)と竿(さお)漕ぎの渡し舟は現在でも健在なのでしょうか。深い朝霧の川面をすべり行く手漕ぎの渡し。去り行く光景ですね。

                


プロペラのように  2005/11/10(木)
  季節感があって、飛ぶ雰囲気が実感されるもみじの種の羽のスケッチをありがとうございます。均整のとれた美しい形のものは、実用性にも富んでいると言われます。もみじの種の羽を工学で言う流体力学で解析すると、きっと飛行機のプロペラに劣らない機能性を持っていることでしょう。自然の造形の神秘ですね。そんなことを考えました。ますます秋が深まりつつあります。


               




柿大好きです  2005/11/10(木)
  茨城や薩摩川内市とあちこちでお仕事をされ、今はフィリピンへ行き来されているのですね。フィリピンでも柿は人気のようですね。九州で柿と言ったら、福岡県の田主丸、杷木、朝倉などを思い出します。昨年、佐賀の九年庵を見に行った帰りにバスツアーで、田主丸に寄りました。
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柿の渋は、染料として古来から使用されてきました。青柿の頃、叩き潰して渋の成分であるタンニンを2〜3年寝かせるのだそうです。今度やってみようかなと思っています。丁度、今夜の7時のNHKのニュースで、千葉県柏市で、『化学物質をできるだけ使わないまちづくりプロジェクト』が設立されたと報じていました。シックハウス症候群対策として、建物の部屋の寄木の接着には『米糊』を、フローリングの接着には、『にかわ』を使い、塗料には『柿渋』を使うのだそうです。先人達の知恵復活ですね。




鎌倉・江ノ島  2005/11/6(日)
  横浜、江ノ島、鎌倉付近は憧れの地です。もう数年前になりますが、仕事の関係で、相模原の橋本に10ヶ月ほど単身勤務した時期がありました。まだその頃は、旅行記などを制作してHPにアップする余裕も無い頃でした。その期間中、連れ添いが上京してきて、鎌倉や江ノ島に行ったことを思い出しました。




大浪の池  2005/11/6(日)
  鹿児島にも、夜叉ヶ池(福井県)と似たような伝説があります。霧島に、大浪の池という標高1298m、周囲4kmの綺麗な山頂火山湖があって、登山する人で賑わいます。子宝に恵まれなかった麓の庄屋が山の神に願をかけると、玉のようなかわいい女の子が生まれ、『お浪』と名づけました。美しく育った娘は、月のこうこうと照る夜、山に登ると言い出し、山頂の湖に身を沈め龍に姿を変えます。以来、人々はその湖を大浪の池と呼ぶようになりました。




芙蓉の花  2005/11/4(金)
  芙蓉と言えば、越中八尾の『風の盆』の酔芙蓉を思い起こします。木槿(ムクゲ)、立葵、ハイビスカス、オクラなど、アオイ科の花はどれも好きで、イラスト歳時記に描いている花です。品の良い花ですが、上品過ぎないのがまた良いですね。来年は、植え替えて咲く芙蓉も楽しみですね。


       ○ 開け放つ障子の蔭や芙蓉咲く  高浜虚子




杜鵑草(ホトトギス)の花  2005/11/3(木)
  庭に杜鵑草(ホトトギス)が咲いているので、降りて行って写してきました。ユリ科の多年草のため、花が咲かないと隣りに植えてある鹿の子ゆりと見分けがつきません(花の時季は異なりますが・・・)。斑点が時鳥(ホトトギス)の胸毛の模様に似ているので、鳥と同じ名前を付けられたという、どこか神秘的な感じのする花ですね。


              




センニンソウのヒゲ  2005/11/3(木)
  仙人のヒゲに似ているのでこの名があるのでしょうか。薬用植物で、扁桃腺に効くとありますが、毒があって牛や馬は食べないそうですね。だから、昔から道端に生え誇ることができたそうです。


              




鎌倉・秋の花  2005/10/30(日)
  海蔵寺の紫苑のお便り、ありがとうございます。2日間鎌倉の寺々を訪ね歩いたのは昨年の11月のことでした。鎌倉のそれぞれの寺々の美しさに感動したものです。早いもので、あれから一年になります。海蔵寺には、ちょうど竜胆が咲いていました。花のとても似合う寺だと思いました。また、機会を作って鎌倉を訪れたいです。


              




最後のひらかた大菊人形  2005/10/30(日)
  だいぶん前のことですが、ひらかたパークには、結婚する前に連れ添いと行ったことがあります。5月のバラが咲いているときでした。今でも初期の頃のアルバムにそのときの写真があります。有名な菊人形が今年で最後とは残念ですね。一昨年でしたか、長崎県波佐見焼の『くらわんか碗』が枚方に由来することを知りました。江戸時代、枚方付近の淀川沿いの船に『餅くらわんか、酒くらわんか』と言って売った商人たちの言葉からそう名付けられたそうです。それが縁で、枚方市と波佐見町は、『市民交流都市』の親善を結んでいます。




小千谷縮の片岡ハナさん(90歳)  2005/10/27(木)
  片岡ハナさんは、小千谷縮に欠かせない麻糸作りの名人だそうですね。苧(からむし)の糸積みという作業は、原料の苧麻を手で裂き、糸にしていく作業で、1日糸を作ってできるのは1gにも満たないという大変な作業のようですね。


              




直島  2005/10/25(火)
  岡山県宇野港は、もう随分以前のことになりますが、宇高連絡線を使って、高松〜高松・金毘羅さんへ旅したことがありました。直島(なおしま)のことは、知りませんでした。直島は宇野港のすぐ沖にあるようですが、香川県なのですね。ベネッセハウスや女文楽などがあって、素晴らしいところのようですね。近くには倉敷があり、岡山を奥に入れば津山もあります。また、行きたいところが増えました。




初夏の頃のミズヒキの葉  2005/10/24(月)
  ミズヒキと言えば、花が上から見ると赤、下から見ると白に見えることから、紅白の水引に由来する名前ですね。葉は普通は緑のようですが、お描きになったイラストのように斑模様のあるのもあるのですね。


              



シンガポール  2005/10/19(水)
  シンガポールは統制政治の国ですが、国民のことを考慮した理にかなった仕組みになっているから、うまく行っているのだろうと思います。そうして、そうしなければならない背景とそうできる環境や条件(国土が狭いとか、中国系の国民が多いとかなど)があったということでしょう。




沢松選手  2005/10/17(月)
  伊達さんが滋賀出身で京都でテニスを覚えたのに対して、沢松奈生子さんは、西宮のテニスの名門・沢松家の娘として、自宅の庭のテニスコートでテニスの英才教育を受けた人らしいですね。テレビ解説、コラム・エッセイの執筆、講演活動、日本テニス協会強化委員・などで大活躍中のようですね。




白愁のとき・・・  2005/10/15(土)
  MRIではlacuna(ラクナ:直径5〜15mm以下の小さな無症候性脳梗塞巣)の疑い有りで、MRAでは大丈夫なのですね。年齢相応のlacunaだったら問題ないということのようですが、定期的に検診されるなどして留意された方が良いかも知れませんね。私も毎年、わざわざ熊本市まで出かけて人間ドックを受診しています。そこでは、胃と腸の内視鏡を一度にやってくれます。能ドックは一年おきに受診しています。




ピアノコンサート観賞  2005/10/9(日)
  室内管弦楽のコンサートのご案内、ありがとうございます。実は、 バッハの『チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052』は、私がクラシックに馴染むようになったきっかけとなった曲です。20歳のときでした。大学生になって、とある喫茶店に入ったときかかっていたのがこの曲でした。当時は、喫茶店が全盛期の時代でした。中学校や高校の音楽の時間には、こんな曲は聴かせてくれませんでした。チェンバロの短調(minor)で歯切れの良いアレグロ(Allegro)などが良いですね。バッハの『管弦楽組曲第2番(ロ短調BWV1067)』やヴィヴァルディの協奏曲『調和の霊感』などを、よくBGMにかけています。




秋刀魚  2005/10/7(金)
  独居老人宅に弁当の配達をする宅配事業のお仕事に従事されるようになったのですね。大変でしょうけど、とても大切なお仕事だと思います。お元気でご活躍下さい。秋刀魚の美味しい時季ですが、私は焼くのがどうも上手にできません。




体内時計  2005/10/5(水)
  素敵なミニバラお花の写真をありがとうございます。本当に、一日が過ぎるのが速いですね。歳を重ねると新陳代謝が弱まる結果、体内時計がゆっくり進むようになり、その結果、体外のもろもろの動きが相対的に速く感じられるのだそうですよ。


              



ラッフルズ・ホテル  2005/10/4(火)
  シンガポールのラッフルズ・ホテルは、イギリスの文豪サマーセット・モームや世界の喜劇王チャーリー・チャップリンが宿泊した部屋が、現在でもモーム・ルーム、チャップリン・ルームとして当時の調度品そのままに使用されているようですね。S$50(3,500円)以上の追加料金を払えば、それらの有名人の泊まった部屋に泊まれるらしいですね。モームやチャップリンの泊まった部屋に泊まったら、なかなか寝付かれないかも知れませんね。




伝統芸能  2005/10/1(土)
  私の地元・さつま町の『金吾様踊り』のページをご覧頂き、ありがとうございました。さすがに、昔から男踊りの伝統のある中津川のことだけあって、踊りに熱が入っていました。お蔭で、表情のあるアップの写真が撮れました。少子化の中で、活性化や地域興しには苦労も多いことと思いますが、これからも伝統を引き継いで、潤いのあるふるさと作りを進めてもらいたいと思います。


              




冬への備え  2005/9/28(水)
  暑い暑いと言っている間に彼岸も過ぎて、いよいよ本格的な秋ですね。そして、シクラメンの植え替えが話題になる時季なのですね。今日、こちら鹿児島のテレビは、鶴の飛来地として有名な出水(いずみ)で、飛来する鶴の寝床の調査・準備が始まったと報じていました。本格的な秋の到来は、冬への備えの時期でもあるようです。




彼岸花  2005/9/25(日)
  鹿児島の方も、いま彼岸花が真っ赤に咲き誇っています。いつも見かけるお地蔵さんの赤い前掛けが色あせて見えるほどです。


             ○ お地蔵のべべより赤き彼岸花  ワシモ


              


  彼岸花にはいろいろな謂(いわ)れがありますね。その独特の形や色などから来ているのでしょうか。彼岸花を見ると、福岡県浮羽(うきは)の彼岸花の棚田が思い浮かびます。




焼酎  2005/9/27(火)
  今、焼酎がブームですね。鹿児島県内には、100社の焼酎の蔵元があり、1社平均10の銘柄が生産されていると言われています。とすると、県内で実に1000の銘柄の焼酎が生産されていることになりますが、人気の銘柄は品薄で入手しにくいです。都会で一升瓶で1〜2万円する銘柄が入手できないか県外の知り合いから問い合わせがありますが大変です。ブームのお蔭で、昨年から機械装置メーカや部品加工メーカが潤っています。経済効果ですね




十五夜の月  2005/9/27(火)
  十五夜の夜には、縁側に秋の七草を飾り、団子や栗・柿などをお供えします。団子はあんこの入った小麦粉やそば粉の団子が多かったです。盗みは良くないですが、私の田舎には、十五夜のお供えだけは盗んでも良いという風習がありました。お月さんへのお供えがもう済んだと思われる時刻になると忍び足で盗みに行ったものです。今はそういう風習もありません。




アルストロメリアの花  2005/9/14(水)
  アルストロメリアの写真をありがとうございます。南米のチリやペルー原産の彼岸花科の花で、別名を『ユリズイセン』、英名を『インカのユリ』(Lily of the Incas)と言うようですね。 オランダ、イギリスを中心に品種改良されてきた花で、最近非常に人気の花のようですね。可愛いピンク色のものから、鮮やかな赤やマゼンダ色のものなど多くの種類があるようですが、写真のこの色合いのものが最もこの花らしいと思います。この色合いにどこか懐かしさを感じるの何なのでしょうか。やわらかで、華奢(きゃしゃ)でありながら、魅了する雰囲気があります。


              



恵比寿大黒観覧車  2005/9/14(水)
  大阪は、5年前まで岸和田に2年ほど単身赴任していました。JR阪和線を使って難波や心斎橋によく出かけたものです。難波でのショッピングを楽しみに家族(妻と息子二人)も年に何回かやってきていました。眠々の餃子や吉本新喜劇なども懐かしいです。大阪ミナミは、真夏の風景が似合う街だと思いますが、涼しい秋風が吹き抜ける頃の御堂筋にはまた御堂筋の雰囲気がありますね。5年ぶりに、SOGOが帰ってきて、また一層賑やかになることでしょう。




金子みすず  2005/9/11(日)
  幻の童謡詩人・金子みすゞさんは、文学者・矢崎節夫さんによって発掘され評判を得ました。金子みすゞさんの死後50年以上が過ぎていて、法的には著作権は切れていますが、矢崎さんとみすゞさんの遺族に報いるため、『金子みすヾ著作保存会』が作られています。『金子みすゞ全集』と『金子みすゞの生涯』(矢崎節夫著)が手元にあります。みすゞさんが背中に愛児をおんぶして、下関駅に西條八十氏を訪ねるくだりなどは、涙無くしては読めません。その愛児・ふさえさんは今尚健在の人ですね。




旬(しゅん)の味  2005/9/8(木)2005/9/2(金
  身体はだんだん古くなっていきますが、気持ちや思考や興味は、いつまでも旬でありたいと思うのですが、それには気力やエネルギーが必要ですね。自分なりの旬を見つけ続けたいですね。





夏の終わりに  2005/9/2(金)
  一夏を惜しむアレンジメントですね。ブルーの石とちょっとした蕾や葉のアレンジメントで、こんなに素敵な雰囲気が出せるのですね。お店などの雰囲気づくりなどにピッタリですね。趣味の域を出て、ビジネスになるのではないでしょうか。


              




稲妻  2005/9/1(木)
  俳句は、初めたばかりで、入門の通信講座を受講している駆け出しです。見よう見真似でやっているだけで、恥ずかしいです。『稲妻』をお読みの句がありましたね。稲妻というと、桂信子の一句が思い浮かびます。俳句の凄さを感じる一句です。寡婦36歳の作ということです。

  
       ○ いなびかりひとと逢いきし四肢てらす  桂信子




薪能  2005/8/31(水)
  地方の田舎に住んでいますと、能などの古典芸能を直に見れるのは本当に稀なことです。薩摩川内市・入来薪能の今回の演題は薩摩守忠度でしたが、一の谷の合戦で平忠度を討ち取った岡部忠澄は、埼玉県深谷市に『平忠度供養塔』を建てていたということを初めて知りました。薪能の撮影は、フラッシュが禁止されていたこともあって、フラッシュなしの撮影です。デジタルカメラ(一眼レフではありません)で、シャッタースピードを手動で設定して撮っています。シャッター速度を遅くすると画像が流れますし、速くすると光量不足になるので難しかったです。


              




秋の予感  2005/8/25(木)
  いつも素敵な水彩画を送って頂きありがとうございます。残暑がまだ厳しく、ここニ三日は、蒸し暑かったですが、夜になると虫の鳴き声が際立ちます。秋の近づく予感です。


               




カサブランカの花  2005/8/21(日)
  カサブランカは、決して別れをイメージする花ではないでしょうが、カサブランカというと、2001年に鳥羽一郎が歌った演歌『カサブランカ・グッバイ』を思い出します。大人の別れを歌った歌で、スナックのカラオケでよく歌ったものです。『・・・しゃべらないのが大人の別れ・・・♪、カサブランカ一つ、ドアの前・・・♪』などと歌詞にあります。


              




姫島盆踊り  2005/8/21(日)
 大分県の 『姫島盆踊り』のご案内を頂き、素晴らしい踊りと出会いのできた夏でした。『アヤ踊り』はまた、子供たちのとても可愛い『キツネ踊り』と対照的な、彩(あや)・艶(つや)のある勇壮な踊りでした。




丹後半島  2005/8/20(土)
  私も若い頃神戸で10年働き、近年は大阪岸和田市に単身赴任していましたので、丹後半島には思い出があります。雪の降る城崎温泉の情景、天の橋立、宮津の民宿で食べた蟹料理、舞鶴など。恋愛小説と言えば、渡辺淳一や平岩弓枝の作品をよく読んだものです。丹後半島はちりめんの産地で、日本のシルクロードと呼ばれた時期があったようです。平岩作品に『絹の道』(文春文庫)という長編があります。ミラノ、東京、香港、丹後と舞台を移して繰り広げられる芳醇な恋愛小説です。




東京銀座四丁目付近  2005/8/5(金)
  東京銀座四丁目付近、晴海通りからの撮影画像ありがとうございました。東京銀座にお出かけでしたか。瀟洒な目抜き通りの夏の夕暮れとき、ふ〜っと涼しい風の一吹きでも感じられれば、それはもう値千金ですね。それこそ東京の味わいですね。



              




鵜飼とチャップリン  2005/8/1(月)
  岐阜は、長良川の鵜飼が最盛期の頃でしょうか。『ぎふ長良川鵜飼』という岐阜市鵜飼観覧船事務所のサイトを覗いて見たところ面白いですね! あの喜劇王チャップリン”がポスターに起用されています。昭和11年(1936年)と昭和36年(1961年)に来日したとき、長良川の鵜飼を観覧してファンになったようですね。芭蕉の俳句『おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな』と、どこか通じるところがあったのでしょうか。九州では、福岡県原鶴温泉(筑後川)や大分県日田市(三隈川)などで鵜飼が行われています。




猛暑  2005/8/1(月)
  『滅却心頭火自涼』(心頭を滅却すれば、火自ずから涼し)というように、人の感覚、感情なんて相対的なものです。暑さなどに構っておれない出来事でも起きたら、それこそ冷や汗ものですから、暑い暑いといって、清涼飲料水を手当たり次第にガブ飲みして、体調を壊しているぐらいまだ幸福な内なのかも知れませんね!




棚田のあかり  2005/7/27(水)
  水俣市久木野の愛林館の皆様。暑中お見舞い申し上げます。棚田100選の寒川の棚田を訪れた日、『棚田のあかり』のイベントがあるのを知って、夕方出直して来たのですが、生憎の雨で中止でした。愛林館の近所のお店の方々の話だと明日もだめだろうということだったので、てっきり中止になったと思っていました。実施されたのですね。規模は、1/3でも、実施できて良かったですね。来年また開催させるようであれば、お知らせ頂ければ嬉しいです。わざわざ検索して、HPに辿り着いて頂き、ご案内頂きありがとうございました。寒川地区棚田の益々のご発展を祈念しております。




難波界隈  2005/7/22(金)
  大阪は、今から3年半前まで、岸和田市に2年間単身赴任でした。休日には、JR阪和線を使って天王寺〜難波に良く出かけていました。難波界隈には、うだるような猛暑の似合う匂いがあるように思います。真夏になると、殊更に岸和田〜難波の光景を懐かしく思い出されるのです。


       ○ 真夏日や客車の放つ人模様  ワシモ


阪神タイガーズも調子良いですね。眠眠(ミンミン、漢字これでしたか?)の餃子などが食べたいです。




ふれあいセンター  2005/7/22(金)
  何かといえば、民営化、民営化と、公共の施設が肩身の狭い思いをしている昨今ですが、効率化すべきところは効率化して、公共の必要な役割は充実させて欲しいですね。庶民にとっては、高価なフィットネスやスポーツクラブ、別荘などは手の届くはずありませんから。




照国神社・六月灯  2005/7/18(月)
  照国神社の六月灯の日には、素敵なきもの姿を撮影させて頂いて、ありがとうございました。お二人のお姿もきもの柄も引き立っていましたよ。とても人気だったですね。お蔭さまで、HPの六月灯のページに彩(いろど)りと、日本の夏の雰囲気を添えることができました。


              




韓国映画  2005/7/18(月)
  韓国の女性やチマ・チョゴリの美しさが話題を集めている昨今ですが、日本のきもの姿や浴衣姿、そして日本の女性も捨てたものではないと思います。折角、かけがえのない伝統や文化を持っていながら、グローバリゼーションの名のもとで失われて行くことは惜しいことです。




映画『アンナ・カレニナ』(1948年)  2005/7/11(月)
  『幸せな家族はいずれも似通っている。だが、不幸な家族にはそれぞれの不幸のかたちがある。』という有名な書き出しで始まるロシアの文豪・トルストイの大作の映画化ですね。映画は見たことがないですが、この歳になってもう一度読み返してみたいトルストイの作品です。『風と共に去りぬ』は何回もみた映画です。『ヴィヴィアン・リーの美貌と気品に圧倒されました』というこですね。映画も見てみたいです。




切花  2005/7/11(月)
  グラジオラスの切花の写真、豪華で素敵です。折れたり、痛んだりした花を切って、水に挿してアレンジメントして楽しむ方法があるのですね。写真は、色々な背景画像として使えますね。


              




チマ・チョゴリと木槿  2005/7/5(火)
  ドキドキするソウルキャリバーのイラスト拝見しました。『木槿(ムクゲ)のイラスト』は、使えるようでしたら、どうぞお使い下さい。チマ・チョゴリのイラスト、どんな仕上がりになるのでしょうか? 出来上がったらご案内頂ければ嬉しいです。
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  釜山(プサン)から北北東へ約80kmのところに蔚山(ウルサン)という都市があります。現代(ヒュンダイ)の自動車工場や造船所などがあって、韓国きっての工業都市です。古くは、慶長の役で加藤清正が籠城し、最近ではワールドカップが開催されたところです。その蔚山に機械技術の仕事で約3ヶ月滞在したのは30代の頃ですから、もう20年以上も前のことになります。古都慶州(キョンジュ)も近くにあり、休日は観光も楽しみでした。チマ・チョゴリの姿が懐かしく思い出されます。
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  木槿は、一つの花は一日で散ってしまうため、日本では『槿花一朝の夢』などと言って、そのはかなさが語られますが、韓国では、次々と新しい花を咲かせ続ける生命力を愛(め)でて、国花になっています。韓国名が『無窮花(ムキュウゲ)』というのもそう言った意味が込められているのでしょう。ムクゲという読みは、韓国名に由来するという説もあるようです。


              





饅頭  2005/7/4(月)
  日本の南の果てのローカルな話しで、全国の方々にはすみません。加治木という町に、薄皮の『加治木饅頭』があって美味しいです。一方、伊集院には、丸の十の字の入った『伊集院饅頭』があります。一口サイズの可愛い饅頭で、田舎に昔からあるお菓子としては上品な感じの饅頭です。これも甘さを抑えた美味しいお菓子です。いずれも、関ヶ原の敵陣突破で有名な17代薩摩藩主島津義弘公に由来のある饅頭です。




加治木下駄  2005/7/4(月)
  『加治木下駄』という郷土民芸品があることをはじめて知りました。『青森金魚ねぷた』とあわせて今日は2つの民芸品のことを知りました。写真には、有名な『加治木クモ合戦』のコガネクモの民芸品も写っていますね。




柳井金魚ちょうちんと青森金魚ネブタ  2005/7/4(月)
  山口県柳井市の民芸品『金魚ちょうちん』が『青森のネブタ』にヒントを得て創作されたことまでは調べましたが、『青森金魚ネブタ』そのものがあったことまでは調べが及びませんでした。


              




青森県平賀町ねぷた祭in知覧  2005/7/4(月)
  前にも書き込みしましたが、青森に行きたいとずっーと思っているのです。奥入瀬や斜陽館、そしてねぷたなど・・・。ねぷた祭は8月上旬ですか。見に行きたいですね。実は、鹿児島県でも青森のねぷたが見られるのですよ。特攻の町・知覧で、毎年『青森県平賀町ねぷた祭in知覧』というイベントが開かれています。今年は、7月16日(土)に開催されます。まだ見た事がないので、今年は見に行く予定です。




映画『道』(1957年)  2005/7/4(月)
  先日、画像掲示板に訪問させて頂き、思い掛けず懐かしい映画『道』(1957年、イタリア、フェデリコ・フェリーニ監督)を思い出すことになりました。旅回りの道化師と白痴の女ジェルソミーナをめぐる人生の哀歓。ニーノ・ロータの音楽も良かった映画です。




築地  2005/7/2(土)
  築地には大きな荷台のついた昔風の自転車だけでなく、古い建物もあるのですね。ネット検索で『築地ワカマツヤ』を調べてみたら、築地1〜2丁目にありました。築地にはまた、新鮮で美味しく大きいネタの寿司を出すお店がありますね。ご馳走になっていますか?


              




鬼灯  2005/7/2(土)
  団塊の世代が幼い頃は、田舎にも子供が沢山いて、夏の遊びには決って鬼灯の笛がありました。近所の姉さんたちは鳴らすのが上手でした。また、七夕になるとどこの家でも笹に短冊と一緒に鬼灯を吊り下げて七夕祭りを作って、比べ合ったものです。その頃は、姉さんたちは一歳でも年が上だと大人びた女性に見えたもので、鬼灯は淡い初恋の想い出と共にあります。最近は、農家の副業園芸作物として鬼灯の栽培が盛んなようで、立派なのが売られています。我が家でも妻が、毎年菜園に植えていて、夏を演出してくれます。




緋のダリア  2005/7/2(土)
  とても鮮やかな朱赤のダリアが咲きましたね。ダリアの花を見かけると懐かしさを覚えるのは、子供の頃から生活の中にあった花だからでしょうか。元々は中南米の高地が原産で、世界に3万種以上栽培されていると歳時記にあります。ダリアが咲く頃になると暑さで農作業も大変になります。ダリアの花とともに働き好きだった母の野良姿を思い出します。


              




稲盛和夫さんのこと 2005/6/30(木)
  稲盛和夫さんは、12歳のとき中等学校受験に失敗し、大学も医学部薬学科に合格できず、地元の鹿児島大学工学部応用化学科に入学します。就職も不況の中で大手企業に行けず、教授の紹介で京都の送電線用碍子(がいし)の会社へ就職します。そして、上司である技術部長と技術開発の方針で衝突して退職し、会社(現京セラ)を設立されています。
                        ***
  そういう意味では、決してエリートであったわけでなかっただけに、『潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持って』という言葉や、『人生・仕事の結果=能力×熱意×考え方』という考え方などの哲学には説得力があります。京セラの経営システムは、生産や時間当たり利益率などが、係ごと、事業部ごと、工場ごとに、例えばウエス一枚にいたるまで数値で透けて見えるシステムになっています。そのことは、
その分シビアーな会社ということでもあるでしょう。稲盛さんが半世紀にわたって務めてきた取締役を退任という記事が地元紙にありました。退職慰労金は全額、母校の鹿児島大学などに寄付とあります。
                        ***
〔参考資料〕
◆時代の証言者 稲盛 和夫 : 特集 : @Money : Yomiuri On-Line (読売新聞)
  → http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/69/index.htm
◆稲盛和夫の年譜
  → http://www.kyocera.co.jp/event/inamori/history/index.htm




シニアー時代到来  2005/6/28(火)
 いよいよ団塊の世代の退職が始まります。お金も持っているし、年寄りといっても何せビートルズ時代、フォークソング時代の申し子。引きずってきた青春の情熱の残り火に火がつき、その頃にできなかった旅行や音楽やスポーツなどにもう一度チャレンジするシニアー時代到来ですね。商売もシニアーの動向を抜きにしては考えらないようです。鹿児島でも、シニアー旅行客をどのように取り込むか検討会が発足したようです。




ピエール・ドゥ・ロンサール  2005/6/21(火)
  綺麗なピエール・ドゥ・ロンサールのバラの写真をありがとうございました。花の造形美ってなんて凄いのでしょうか。人を惑わして止まない、怪しいぐらいの美しさがありますね。ピエール・ドゥ・ロンサールは、『バラの詩人』と呼ばれた16世紀フランス詩人の名前に由来するようですね。


              




おけら焼く  2005/6/21(火)
  蛄(けら)って、『おけらだ〜って、アメンボだ〜って〜♪、みんなみんな、生きているんだ友達なんだ~〜♪。』の歌詞に出てくる昆虫の『おけら』で、『おけら焼く』のおけらは、菊科の植物ですね。梅雨の時期、おけらの乾燥した根を室内で焚いていぶし湿気やカビを防ぐのを『おけら焼く』と 呼び、湿気の多い地方ではよく行われていたようですね。夏の季語ですね。




福永耕二の句  2005/6/20(月)
  私は、まだまともな俳句を詠める段階ではないですが、福永耕二さんという人を知ったこと、そしてその人の俳句に興味が持てること、それだけでも進歩だと思っています。福永耕二句集『踏歌』が手元にあります。一句一句書き写して、自分なりにきちんと観賞してみたいと思っています。出身地である鹿児島県川辺にもまた行ってみます。


       ○ 噴水の虹に見とれてみな貧し      福永耕二
       ○ 薫風のみなもとの樟(くす)大樹なり   福永耕二




岐阜  2005/6/20(月)
  世界に冠たるトヨタを中心に、経済そして工業技術の分野でも今、中京が熱いですね。愛・地球はまだ行っていないのですよ。6月1日のNHKテレビ『その時歴史が動いた』で、『宝暦治水 薩摩義士』の放映がありました。岐阜の方々で、NHK大河ドラマ実現のため署名運動が行われているようですね。いつか長良川、千本松原などを訪れて取材したいと思っています。そして、下呂や飛騨高山などにも行ってみたいです。これから観光客も多いシーズンでしょうね。いつか訪れる日を楽しみにしています。




うなじ姿  2005/6/17(金)
  この舞台姿のうなじの何んて色っぽいことでしょうか。感激です。顔は見えないけど、うなじが、とても美しい顔を想像させます。日本舞踊でないと、それも日本女性が踊っていないとこんな雰囲気は出せないでしょうね。


              




白拍子  2005/6/17(金)
  義経が生涯愛した白拍子・静御前は、NHK大河ドラマ『義経』では、石原さとみさんが演じますね。奈良時代、白拍子の前身は遊行女婦(うかれめ)と呼ばれていたようですね。単なる遊女と違って、宴に加わり、歌をよみ、舞う芸人的な要素が高かったとあります。




墨田の花火  2005/6/17(金)
  鎌倉・湘南、これからますます良い時季ですね。紫陽花という響きは鎌倉にピッタリですね。そして、紫陽花の名所が多いですね。『墨田の花火』は、額紫陽花のようですね。身の回りの調度品や日用品、服、そして花でさえも多様化して、さまざまなデザインや色のものが満ち溢れている世の中になりましたが、だからこそ却って、純白のシンプルで清涼感のある花が際立つのかも知れません。『墨田の花火』は、今、人気の花のようですね。




一日花  2005/6/15(水)
  沙羅の花は、朝咲いては夕方に散ちることから『一日花』と呼ばれていて、栄枯盛衰を感じさせます。『平家物語』『壇ノ浦』の琵琶の弾き語りに似つかわしい花ですね。


            ○ 沙羅の花聞こえし琵琶や壇ノ浦  ワシモ


              




ラムネ売り  2005/6/13(月)
  『沙羅の花』の清涼から『ラムネ』を連想しましたが、ラムネは夏の季語にあるようです。大きいしっかりした自転車の荷台にアンモニア式製氷機で作った小豆入りのアイスキャンディを乗せて売りに来ていたのは確かです。ハタを立てて、鉦(かね)を鳴らしてやってきました。同じように自転車のラムネ売りがいたかどうか定かではありませんが、団塊の者にはイメージできます。


       ○ 自転車や昔懐かしラムネ売り ワシモ




昔の自転車  2005/6/12(日)
  懐かしい型の自転車ですね。築地では、丈夫な自転車でないと荷を運ぶのに支障をきたすのかも知れませんね。昔の自転車は、確かに荷を運ぶ役割も担っていました。こんな自転車を見ると、子供の頃フレームの三角形のところに片足を突っ込んで漕いだことを思い出します。




俳人・福永耕二  2005/6/12(日)
  鹿児島県川辺生まれの俳人・福永耕二(1938〜1980)という人のことを知りました。20歳の若さで水原秋櫻子主宰の『馬酔木』の巻頭となった人です。志半ばにして42歳で亡くなった早世の人でした。


       ○ 子の蚊帳に妻ゐて妻もうすみどり  福永耕二
       ○ 衣更へて肘のさびしきニ三日    福永耕二




新風体立華  2005/6/9(木)
  華道の知識がほとんどないのでネット検索してみました。『新風体立華』は、材料の選び方や役枝の構成などがかなり自由だけど、技術的に難しいのは伝統的な『立華』と同じとありました。今日また、『立華』や『新風体立華』という新しい言葉を知りました。


              





竹の皮  2005/6/5(日)
  私の住む町は竹の産地です。孟宗竹の若竹は、成長するためためらいもなく、ヒラッと皮を落とすのですね。鹿児島では五月の節句に『あくまき』を作るので孟宗竹の皮を使います。また、私たちが子供の時分には竹の皮はいろんなところで利用されていました。学校から帰ると裏山から始まって竹山の遠征です。竹の皮を拾って集めて置くと、行商の人が買いに来るのです。いくらかのお小遣いになりました。孟宗竹が時季を過ぎると、真竹(またけ)の時季になります。この竹の皮が一番値が張りました。




水琴窟  2005/6/5(日)
  水琴窟師さんっていらっしゃるのでね。ご案内頂いた田村光さんのサイトを拝見しました。水琴の音が聞こえてきます。水琴窟を制作・保存し、情報公開するお仕事をされているようですね。水琴窟は、福岡県八女市の旧木下家住宅『堺屋』にあるの見たことがありましが、音は出ていませんでした。小堀遠州は、江戸幕府の作事奉行で、多くの名園や茶席を残しているようですが、水琴窟は遠州の考案によるものなのですね。




くど造り  2005/6/2(木)
  佐賀県鹿島市のくど造りの草葺民家を見てきました。後世に残したい農村の原風景ですが、草葺屋根は朽ちかけていて、老朽化とともにやがては見られなくなっていくであろう貴重な風景だと思いました。草葺民家に出会うと太田道灌(どうかん)と山吹の花のエピソードを思い出します。


       ○ くど造り山吹咲きて雨模様  ワシモ




お抹茶を・・・  2005/6/2(木)
  九州の焼き物と言えば佐賀の有田焼や唐津焼ですが、福岡県田川郡赤池町には、江戸時代の茶人小堀遠州が選定した遠州七窯の一つにも数えられた上野(あがの)焼の窯場があります。伊羅保(イラボ)焼きなどは、何十年も使い古したようなしぶさのなかに、モダンさと上品さが漂っています。


               




縄文杉の皮剥ぎ取り事件  2005/6/1(水)
  縄文杉の皮剥ぎ取り事件は、本当に信じられない残念な事件です。事件を起こした人にとって大切な物って何になのでしょうか? 哀れさえ感じます。




河島英五さん  2005/5/31(火)
  故河島英五さんは大阪生まれの大阪育ちでしたね。代表曲『酒と泪と男と女』・『時代おくれ』・『野風増』などを思い出します。娘さん、息子さんもミュージシャンとして頑張っているようですね。ご冥福をお祈りします。




春でした・・・  2005/5/25(水)
弘前のさくら祭りは、ゴールデンウィークの人出の数で全国で2位だったようですね。今の時季、リンゴの花が咲いていることでしょうか。奥入瀬も良いのでしょうね。三沢市に叔父がいるのですが、青森もまだ行ったことのないところです。三内丸山遺跡は有名な遺跡ですね。鹿児島の方は、蒲公英の綿毛はもうすっかり飛んでしまっています。

        ○ 蒲公英の明日に飛び行く綿毛かな  ワシモ


               




上布(じゃうふ)  2005/5/30(月)
  角川書店編・合本『俳句歳時記』には、上布(じゃうふ)として、『薄地の良質な麻織物。雪晒しでも知られる越後上布や紺地絣・白地絣・赤縞を特徴とする薩摩上布が有名。』とありました。夏の季語ですね。




アイスバーグ  2005/5/25(水)
  純白で美しいアイスバーグ(氷山)の花をありがとうございます。別名をシュネービッチェン (Schneewittchen、ドイツ語で『白雪姫』の意)というようです。名前の通り、清楚で涼しげな花ですね。


              




挽歌  2005/5/25(水)
  福知山線の列車脱線事故から一ヶ月が経ちました。挽歌とは、人の死を悼(いた)む哀悼(あいとう)の歌ですね。中国で葬送の時、柩(ひつぎ)を挽(ひ)く者が歌った歌をいうところから来ているようです。函館には、ハリストス教会という響きが似合いますね。函館はまだ行ったことのない街です。




夏場所  2005/5/22(日)
  夏場所もまた朝青龍が優勝でしたね。団塊の世代が小学生だった頃からテレビで大相撲の中継が始まって、小さい頃から男性の大方が興味を持って見ていました。鶴ヶ嶺、先代朝汐、寺尾、逆鉾、霧島などの郷土力士も沢山いました。これからも白熱する面白いスポーツとして発展継続して欲しいと思います。




蛍舟  2005/5/17(火)
  私の住んでいる『さつま町』は、川内川(せんだいがわ)の中流にあって、蛍が飛び交う土地です。今年も観光ホタル舟の運行が始まりました。2kmを40分かけて下ります。全国から2,700人の予約が入っているそうです。




神田祭  2005/5/17(火)
  神田祭のご案内、ありがとうございます。若い人たちも沢山いて、いかにも活気のある祭りの様子を拝見致しました。山手線のガード下の風景写真が東京の下町を彷彿(ほうふつ)とさせます。神田というと、銭形平次と神田明神、本屋街を連想します。そして、忘れられないのが、中勘助(なか かんすけ)の名著『銀の匙(さじ)』です。




紫いろ  2005/5/16(月)
  紫のパンジーの写真、ありがとうございます。紫色は、聖徳太子の冠位十二階でも最高位の色で、高貴で知的な感じの色ですが、その分、着こなすのが難しい色ですね。パンジーは、紫色が実に良く似合う花の一つですね。


              





グリコ  2005/5/15(日)
  グリコ事件の真相は、庶民にはうやむやのうちに今日に至っています。子供の頃、グリコキャラメルは、中に入っている券を集めるのに夢中になりました。『一粒で二度美味しい!』グリコは、今でも売っていてときどき買って食べることがあります。




蕗を運ぶ自転車  2005/5/15(日)
  蕗を運ぶ自転車、あの田園調布の調布でしょうか。微笑ましい光景ですね。


             ○ 蕗運ぶ自転車のかど曲がりけり ワシモ


              




小樽  2005/5/9(月)
  小樽は、好きな街の一つで、2回ほど訪れています。旅情が小樽運河に映す影をさらに美しくするのでしょう。『小樽の女よ』(東京ロマンチカ)・『小樽運河』(都はるみ)・『北の旅人』(石原裕次郎)などの歌謡曲がありますね。




有田  2005/4/30(土)
  今年もゴールデン・ウィークが来て、そして有田の陶器祭りが始まりますね。もう4年前でしょうか、ごった返す人込みの中をJR上有田駅から有田駅まで歩きました。有田の陶器祭は、できれば2日あれば良いですね。買いたいなと思う陶器が幾つかあるのですが、またいつか行きたいと思っています。祭りでない通常の日に訪れて、有田の佇まいを撮影したいとも思っています。そして、今年は機会を作って、是非佐賀県鹿島市を訪れたいと思っています。




天草と不知火  2005/4/28(木)
  天草は、キリシタンの島で、魚が美味いところですね。鹿児島の自宅からだと、鹿児島県長島からフェリーで牛深に渡る方が早く行けますが、一昨年、三角半島回りで本渡市内まで伊勢海老を食べに行きました。牛深は、ハンヤ踊りが有名ですね。いつか行きたいと思っています。不知火を見たことがありますか? いつ頃に、どこに行ったら見られるのでしょうか。一回は是非、見て見たいものです。不知火は、秋の季語になっています。




八王子  2005/4/1(金)
  八王子市は、江戸時代の頃から『織物の町』と呼ばれ、一面に桑畑が広がっていて養蚕が盛んだったようですね。そして、八王子市内には今でも養蚕を続けている農家があるらしいですね。八王子養蚕室は、そんな歴史的由緒のある建物なんですね。


              




而今(じこん)  2005/3/17(木)
  NHKのクローズアップ現代で、85歳で亡くなられた水上勉さんの晩年の心境が取り上げられていました。そのなかで、『而今』(じこん=ただ今を生きる)という言葉を知りました。禅宗が大切にしている言葉とのことです。




南の島の雪  2005/3/6(日)
  昨日から今朝にかけて、鹿児島の方も春の雪でした。種子島や奄美大島にも雪が積もりました。種子島では、本格的に積雪したのは28年振りで、奄美大島で雪が観測されたのは、1901年以来実に一世紀振りだったようです。




様変わり就職戦線  2005/2/26(土)
  企業が求人に積極的になってきたのは喜ばしいことですが、逆に人手不足になると思います。今、日本の子供たちの学力不足が指摘され、『ゆとりの教育』の見直しが論議されているところですね。その通りで、特に日本は人材で立国するしかない国です。今、子供たちや中高生の有り様を見ているとニ極化の傾向にあるように思います。子供たちも親も、本来何のために勉強するのかという観点に欠けているように思います。学校に通っている間は、自分の能力に応じてで良いのだから、その人なりに精一杯勉強して、精一杯の勉強で苦労して欲しいと思います。そうした雰囲気作りと態勢作りが大人の務めだと思います。




春の予感  2005/2/21(月)
  春到来を思わせる暖かい日だったかと思えば、今朝は鹿児島でも雪が舞っていました。本当に、三寒四温です。パンジーにもいろんな種類があるのですね。今回頂いた写真のパンジー(LRオトノローズビーコン)も私には珍しいです。春の予感ですね。


              




臼杵  2005/2/1(火)
  臼杵の石仏の写真をありがとうございます。国宝石仏、二王座の街並み、臼杵は気に入ったところです。一年前まで北九州に単身赴任中、小倉から白の特急ソニックで大分に行くのが好きでした。臼杵は、また『フンドーキンみそ・醤油』と『後藤散風邪くすり』の町です。我が家は、ずーっとフンドーキンの生みそを使っています。結婚以来共働きで、必要のあるときは自分でも味噌汁を作るので、『みそ』にはうるさいのですよ。臼杵はそんなことも思い出させせる町でもあります。


              




神田多町  2005/2/1(火)
  神田多田町は、JR神田駅の西口を進んだところのようですね。大工職・左官職・屋根屋等の職人が多く住む町だったらしいですね。時代小説をよく読むので、神田とか、上野、浅草はよく小説に出てきます。神田はまた本の町でもありますね。


              




小倉遊亀さんの絵  2005/1/30(日)
  小倉遊亀さんの絵は好きで、自宅の部屋には『明果』など3枚の絵を飾っています(数年前、大手商社から貰ったカレンダーを切り抜いて額縁に入れたもの)。今回、私も鹿児島市立美術館に展示会を見に行きました。特に気に入ったのは、『虫篭』と二人の女の子が写生する絵でした。




ボンタン飴・兵六餅  2005/1/30(日)
  東京や大阪、横浜などのJR駅には、鹿児島銘菓『ボンタン飴』と『兵六餅』が置いてあります。別に自慢するほどのことでもないですが、ニヤッと横目で見て通り過ぎます。いつか、製菓メーカーに取材に行きたいと思っています。




メジロ  2005/1/28(金)
  鮮明で綺麗なメジロの写真をありがとうございます。メジロは、子供の頃、落とし籠に蜜柑で誘き寄せて捕ったり、鳥餅で捕っていました。今は、勝手に捕獲できませんね。


              




鳥、動き出す・・・  2005/1/23(日)
  今朝、早朝は雨が降っていましたが、晴れて久し振りに気温が上がっています。15℃まで上がって、3月上旬の予報です。気温が上がって鳥たちも動き出したのか、鳥が家のガラス窓に衝突して気絶してしまいました。かわいそうと思っていたら、飛んで行きました。




ザ・ピーナッツの衣装  2005/1/24(月)
  スケッチのワンピースは、ザ・ピーナッツの衣装でしょうか。懐かしいですね。映画『モスラ』に出た小さなかわいいザ・ピーナッツを思い出します。団塊の世代の懐かしい青春の一コマです。タンスの中にしまってある服は、もう誰も着ることはないのに、捨てると青春の一コマを捨ててしまうような寂しい気がして、衣装タンスの整理がはかどりません。特に女性の方はそうかも知れませんね。


              




対馬  2005/1/19(水)
  年が明けて冷え込む日が続いていますが、暖流が流れる対馬は冷え込みの方如何なのでしょうか? 鹿児島県出水の荒崎地区には、今年も万羽鶴が飛来しています。飛来や北帰行の経路上に対馬があって、鶴たちが立ち寄るのですね。ツシマヤマネコのサイトを覗いて見ました。とても可愛いですね。沖縄の西表島には、イリオモテヤマネコもいますね.




利休鼠(りきゅうねず)  2005/1/18(火)
  ご自宅近くからの風景でしょうか? 遠くに富士山が見えますね。まさしく冬の日の景色ですね。


       ○ 遠き富士凍雲群れて利休鼠 ワシモ


  南九州も大陸から寒気団が張り出してくる時には、底冷えがしますよ。積雪はほとんどないですけど。これから一ヶ月が極寒の時季になりますね。休鼠(りきゅうねず)は、千利休が好んだといわれる緑がかった灰色です。 




震災から10年目  2005/1/17(月)
  神戸からUータンして約10後の1995年に阪神大震災は起きました。見慣れた阪神高速が飴のように曲がり落ち、黒煙を上げて延焼する長田町などなど。正直のところ内心胸を撫で下ろしていた自分でした。ところが、それから2年後の1997年3月26日に私の住んでいる北部薩摩地方を震源とする鹿児島県北西部地震が起きたのです。震度5強の強い地震でした。同年の5月13日には、第2鹿児島県北西部地震が追い討ちを掛けるように起きました。震度6の地域もありました。阪神大震災を他人事のように思った罰ではないでしょうけど、そのとき実感したのは、震災は決して他人事ではないということでした。10年ひと昔とよく言いますが、10年を区切りとして過去のこととして終ったわけではないと思います。今日の慰霊の中でも話がありましたが、人間の英知を絞って、地震の予知・防災に万全の体制を整えて欲しいと思います。それが自然との共存ということでもあると思います。




蓑虫の気持ち  2005/1/11(火)
  南九州の方も、昨日、今日と底冷えのする寒い日で、本当に風邪引きそうです。南九州と言っても、田舎のだだっ広い家は暖房が完備されていなくてかえって寒く、朝、布団からなかなか出にくいです。


       ○ 蓑虫の気持ちがわかる冬の朝  ワシモ




薩摩焼のふるさと・美山  2004/12/23(木)
  茅葺(かやぶき)の里・京都府美山町は、私もいつか訪れたいと思っている町です。鹿児島県の美山は、薩摩焼のふるさとです。沈寿官窯の『収蔵庫』に一歩足を踏み入れると田舎の佇まいからは想像のつかない優雅な薩摩焼400年の歴史を垣間見ることができます。




アネモネ  2004/12/9(木)
  アネモネの花言葉を調べてみました。『君を愛す・恋の苦しみ・儚い希望・儚い恋・見放される・薄れゆく期待』とあります。アネモネは、愛と美の女神アフロディテと、冥界の王妃ペルセポネとの喧嘩を引き起こす種となった美少年・アドニスの生まれ変わりとされているそうです。


              




バイオディーゼル  2004/12/11(土)
  パーム油を中心に、大豆油やナタネ油、廃食用油を用いたミックス型植物燃料を販売されている会社のご案内、ありがとうございます。屋久島では循環型プロジェクトが進行中です。




白ワイン  2004/11/23(火)
  私も白ワイン党で、試飲に目がありません。試飲があれば旅先で必ずお呼ばれです。ハイデルベルクでは、1ボトル1万円以上するドイツのアイスワインを試飲しました。忘れられない旅の思い出の一つです。


霧島の露天風呂  2004/11/23(火)
  鹿児島の方は、最高気温が20℃で、絶好の行楽日和でした。私の自宅から、車で1時間走れば霧島に行けます。霧島神宮と高千穂牧場に行って、露天風呂に入ってきました。


       ○ 信楽の狸と入る露天風呂  ワシモ


霧島の紅葉は今がピークです。今日の暖かさは、かえって冬の到来を予感させるようでもありました。




新納忠之介  2004/11/2(火)
  新納忠之介(にいろちゅうのすけ)は、東京美術学校で高村光雲の指導を受け、同校の助教授に抜擢されるほどの前途洋々たる木彫家でしたが、恩師の岡倉天心の勧めによって、廃仏毀釈などによって破損した仏像などの修復に一生を捧げた人ですね。手掛けた仏像は、2631点に上るらしいですね。そのほとんどが国宝か国指定の重要文化財らしいです。没後50周年記念展が開かれていますね。




曲がり野菜  2004/10/28(木)
  鍋の美味しい時季になるのに野菜が高いですね。新潟県中越地震の避難生活では、暖を取る卓上コンロのような火器が不足しているそうです。寒波の到来が少しでも遅れれば良いと思います。


       ○ 続けてよ曲がり野菜の奨励金  ワシモ


  野菜不足で、国から不揃い野菜、曲がり野菜に奨励金が出されることになりました。ずーっと続けてはどうでしょうしょうか。台風の来る以前から商品にならなかった土つき野菜などが人気を呼んでいるようですね。




閉店セール  2004/10/27(水)
  あるサイトに、『歌える居酒屋 本日開店』というのが店の名前だという記事がありました。いっそのこと、店の名前を『近日閉店』にして、毎日大安売りをしたらどうでしょうか? 不当表示になるでしょうか? 


       ○ 毎日が閉店セール閉めぬ店 ワシモ




妙円寺参り  2004/10/24(日)
  妙円寺参りは、関ケ原合戦で敵中突破した島津義弘を偲んで、鹿児島市の照国神社を出発し、伊集院町の徳重神社までの約20キロを歩きます。




綾町  2004/10/23(土)
  宮崎県綾町は小さな田舎の町ですが、その地独自の風景や生活があるようです。私の鹿児島県の自宅から2.5時間ほど掛かりますが、もう何回も訪れています。グラスアートの黒田さんは、薩摩切子の復元に携わった方です。


              




仁川・甲東園辺り・・・  2004/10/23(土)
  私も若いとき神戸に10年間住みました。仁川、甲東園辺りは雰囲気のあるところですね。宮本輝・著の『錦繍(きんしゅう)』は、西宮の香櫨園(こうろえん)が舞台です。 また、車谷長吉・著の『赤目四十八滝心中未遂』にも西宮が出てきます。




四本亀次郎  2004/10/18(月)
  四本亀次郎のことは知りませんでしたが、調べて見ると、江戸のビードロ業者だったのですね。『薩摩藩が四本亀次郎を招き、 藩を挙げてガラス製造に取り組んだことから、薩摩切子が急速に発展した』とあります。江戸切子を受け継いで薩摩切子は発展したということでしょうか。




椋鳩十  2004/10/15(金)
  故椋鳩十さんの児童文学は、大人も読める文学ですね。全集を揃えようかと思っています。屋久島に登山されましたね。屋久島の野生の動物をモデルにした作品もありますね。




高菜ごはんとだご汁  2004/10/19(火)
  9月末に大分県の竹田に行く折、阿蘇で昼食をとりました。高菜ごはんとだご汁が名物なのですね。泊まりは、内牧温泉でしたよ。




しとぎ  2004/9/20(月)
  上棟式のとき、投げるお餅やお菓子のことを『しとぎ』といいますね。本来、神前にお供えする卵形の餅のことですね。鹿児島市内でも、子供たちが地獄耳で嗅ぎ付けてやってくるのですね。そんな伝統的なことが残っているのは嬉しいですね。




ナンバンハコベの実  2004/9/19(日)
  ナンバンハコベが綺麗な実をつけはじめたのですね。秋になると植物は、きちんと豊穣の実をつけますね。やはり、子孫を残すためです。近年、少子化が問題になっていますが、草花に見習いものですね。


              




トルコギキョウ  2004/9/19(日)
  素敵なトルコギキョウですね。トルコギキョウと言えば、白とむらさきのパステルが一般的ですね。こんなピンクののもあったのですね。


              




アミュプラザ  2004/9/18(土)
  鹿児島中央駅・アミュプラザは、昨日(9/17)の初日は、一日で9万千人の入館だったようですね。経済の上でも大変なインパクトのようですね。これに触発されて県外資本が流れ込んで来るでしょう。良い方向に活性化されると良いです。




童謡・赤とんぼ  2004/9/15(水)
  秋になって赤とんぼが飛ぶようになると、思い出されるのがやはり、童謡『赤とんぼ』です。若いときの神戸時代には播州のあちこちに出かけたものです。作詩者・三木露風と赤とんぼの詩の生まれ故郷である龍野市にも行ったことがあります。




湧き水で冷やしたスイカ  2004/9/10(金)
  子供の頃(昭和30〜40年代)、田舎では湧き水や井戸水でスイカを冷やしていました。農家に生まれ育った私の家でも、肥料の効いた美味しい、とても大きなスイカが毎年出来ました。夏休みの、まだ靄(もや)がかかっている早朝、畑までスイカをちぎりに行くのです。降りた露がまだ乾いていません。スイカは小さい黄色の花をつけます。ちぎり立てのスイカは、お店で売っているスイカでは経験できないスイカ独特の香がします。2個をかごに背負って、1個を手で抱いて帰るのです。スイカが食べられるので嬉しいのですが、運ぶのが大変でした。




玉簾の思い  2004/8/26(木)
  幼少の頃は、田舎ではどこの家でも玄関先や庭先などに植えてあった花です。物心ついた頃から周囲にあったので、あまり意識することのなかった花でした。ただ、茎をちぎって舐(な)めれば、とてもにがいという印象のみが強った花ですが、この花も、今じっくり見つめてみると可憐な花だと思います。物資の乏しかった当時は、花の種類も豊富ではありませんでした。そんな中で、庭先の風景に花を添えてくれた花だったのですね。この花の名前が『玉簾』だとは、今日まで知りませんでした。花の白さを玉、葉の集まっている様子を簾(すだれ)に見立てて命名されたようです。にがいはずです。南アメリカ原産のヒガンバナ科の花です。玉簾の花があちこちに見られた風景は、ほんとうに経済成長ともにセピア色になってしまったようです。


              




天文館  2004/7/26(月)
  鹿児島の繁華街は、天文館です。島津第25代重豪(しげひで)が1779年に天文観測施設『明時館』を建て、これが別名『天文館』と呼ばれたことに由来します。この春、九州新幹線が開通し、鹿児島の終着駅・西鹿児島駅が鹿児島中央駅に改名し、新しい商用施設ができ、天文館の空洞化が始まるのではないかと懸念されているわけです。天文館は、鹿児島市の繁華街の中央であることに違いないのだから、アイデアと工夫で活性化して欲しいです。狭い地域で引っ張り合いするのでなく、共存共栄し相乗効果を期待したいですね。




ファジィも必要  2004/7/25(日)
  技術者でも、仕事の上で人と接する時など『ファジィ』(曖昧さ)が大切なときは当然あります。例えば、仕様打ち合わせで客先からいろいろな要求がどんどん出されます。全部受けたら大変なことになります。趣味のレベルの要求なのか、核心に触れる要求なのか腹の探り合いとなる場面もあります。ファジィになるべきときと技術者の鉄則を守るべきときとの、すみわけが肝心です。




知覧のからくり人形  2004/7/21(水)
  知覧や川辺、加世田には、企業訪問など仕事でも出かけています。外城とよばれる行政区画の麓(ふもと)に住む武士を郷士と呼びましたが、 普段は農業に従事するばかりか、鍛冶・紙すき・染物なども武士のみに許された職業であり、環境造形を担う大工や石工なども郷士の職業であったそうです。




環境問題・エネルギー問題  2004/7/21(水)
  環境問題もエネルギー問題も慣性(イナーシャ)が大きいので、急に方向を転換しようと思ってもそうできるものではありません。長期的な展望を立てて、目先の効果効率に右往左往しないで地道にやって行く他ないと思います。だからこそ、国の政策としての位置づけが必要だと思います。無策がやがてボディーブローのように効いてこないと良いですが・・・。




大げさな表現  2004/7/20(火)
  鹿児島県大口市の曽木の滝の写真は、水量の多い時期の写真で、見応えがあります。日本人は、例えば、熊本県の湯の児付近の有明海(不知火海)を『九州の地中海』などと、大げさにいうのがすきですね。ちょっと大げさ過ぎて恥ずかしいので、ホームページには書かなかったのですが、曽木の滝のことを『東洋のナイヤガラ』というのですよ。




南高梅  2004/7/6(火)
  梅は、何と言っても紀州の南高梅ですよね。薩摩郡薩摩町(現さつま町)でも数年前から南高梅の栽培を始め、今特産品になっています。




棚田  2004/7/2(金)
  棚田を後世に残してもらいたいと願うものの、農作業の厳しさ、生計を立てて行くことの厳しさ、そして後継者問題と課題があります。




草木の喜怒哀楽  2004/6/29(火)
  いつも花が立派に咲きますね。きっと丹精に育てていらっしゃるのでしょう。いつか読んだ白洲正子・著『夕顔』で花や草木も動物と同じように生きていて、環境と共に喜怒哀楽するというようなエッセイを読みました。きっと、育てられる方のオーラを一杯浴びて美しいのかも知れませんね。




茶の湯とキリスト教  2004/6/17(木)
  『茶の湯とキリスト教』について貴重なコメントをありがとうございました。とても興味のある話しですね。ネット検索で調べてみたら、1700ページ以上が検索されました。『確かに、茶の湯は日本の文化ですが、その精神性や思想は決して日本固有のものではないということになります。そういう意味で、『そんな日本の文化や美意識に今更ながら興味を新たにした次第です。』という部分は、当を得ているとは言い難いということになります。




茶室の文化  2004/6/16(水)
  上野(あがの)焼を訪れたのを機会に、茶の湯のことを少し本で読んでみました。手水鉢や飛び石など、茶室の造り、しつらえにはすべて意味があることを知りました。これから勉強してみたいと興味を新たにしています。




侘助  2004/6/10(木)
  福岡県八市福島に、『わび助』というお店がありました。侘助は、思い入れのある花木で、以前、白侘助のイラストを描きました。『創味創間』という言葉は、そのお店の造語だと思います。ホームページに、『一期一会』の精神で心を込めたおもてなしと、ひとつひとつのお料理を通じ、お客様と心がふれ合える出会いの場空間づくりを目指しております、とあります。創作の味、創作の空間という意味だと思います。『一期一会』、『侘助』、ともに茶の湯に由来のある言葉ですね。




特攻花  2004/6/9(水)
  南九州も梅雨入りして以来、蒸し暑い日が続いています。梅雨の頃は、何と言っても紫陽花系の色でしょうか。黄色は好きな色の一つです。この頃の黄色い花と言えば、オオキンケイギク(大金鶏菊)が、ここかしこに咲いています。山吹色のキク科の花で、花の形はコスモスに似ています。鹿児島では、この花を『特攻花』と呼びます。知覧から飛び立った特攻機が翼を振って別れを告げた開聞岳(かいもんだけ)や鹿屋航空基地に咲いていた花だそうです。 




映画・『死に花』  2004/6/3(木)
  『死に花』、まだ観ていません。山崎努、宇津井健、青島幸男、谷啓など、キャストも良いですね。是非、観たいと思います。





西ノ京  2004/6/2(水)
  奈良の絵をありがとうございました。約3年前まで岸和田市に単身赴任していて、奈良には行く機会がいくらでもあったのですが、当時は出かげず仕舞いでした。今になって、もう少し出かけておれば良かったと、離れてから後悔です。いつか、機会を見つけて行きたいと思っています。


              




スイセン  2004/4/24(土)
  撮影された水仙の花、豪華な雰囲気さえありますね。水仙というと1970代にブラザース・フォーが歌った『七つの水仙(seven daffodils)』という歌を思い出します。詩がとても良って、曲も綺麗な歌でした。自分には、土地もマンションも、指輪を買う金さえない。でも、朝日に輝く千の丘を君に見せてあげられるし、キスをして、七つの水仙をプレゼントできるよ。そんな詩でした。


              



飛鳥のロマン  2004/4/7(水)
  古代のロマンを感じる『飛鳥の石造遺跡』のページを拝見致しました。飛鳥(アスカ)の響きは、インカのナスカの響きにも似ていますね。




PL(製造物責任)法  2004/4/2(金)
  昨今、製造メーカーでは、安全第一で、PL(製造物責任)法が徹底されているはずですが・・・。回転ドアの事故の件、死者が出るまで問題が放置されていたとは、物づくりに関係している技術者として、驚きを禁じえません!




枝垂桜満開  2004/3/28(日)
  枝垂桜満開の水彩画、ありがとうございます。『六義園』のことを調べてみました。5代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が綱吉から賜った地に下屋敷を造りそこに造成した庭園のようですね。見事な枝垂れ桜の名所なのですね。


               




下関  2004/3/22(月)
  今回、下関を旅行されるとのことですね。JR下関駅〜(約10分)〜唐戸〜(約5分)赤間〜(約20分)〜城下町長府 の区間にバスが出ていますので、利用できます。唐戸では、水族館、英国領事館、旧秋田ビル(金子みすゞコーナがあります)、金子みすゞ顕彰碑がお薦めです。まとまったところにあるので短時間に見て廻れます。城下町長府は落ち着いた静かな街です。バスを降りれば、あとは散策して廻れます。赤間神宮もお薦めです。海峡メッセ下関・海峡ゆめタワーは、下関海峡のパノラマを一望できて素晴らしいです。巌流島も望めます。但し、バス路線から少し外れているので、タクシーを利用するのが良いでしょう。時間が許せばお薦めです。さらに、時間が許せば、対岸の門司港レトロはいかがでしょうか。唐戸から連絡船(片道280円程度)で5分で行けます。便数も結構あります。下関は、特別に留意することなしに訪問できるところです。楽しいご旅行をお過ごし下さい。




春本番 2004/3/14(日)
  素敵なスケッチ画をありがとうございました。絵画に描かれている風景はどれも、行って見たい風景ばかりです。そんな風景のところに行けた上に、絵になさるのでから羨ましいです。いよいよ春ですね。


              




甲突川河畔  2003/11/30(日)
  鹿児島市の甲突川河畔の秋の木市を見にいきました。木市の最終日とあって、ポインセチアやシクラメンなどを廉くで売っていました。春一番の南風に乗って、はるか南シナ海を越えてやってきた黄砂が南国の空をどんより曇らせる3月の時期。寒さもまだ残り、卒業式、受験、就職と悲喜こもごもの時期ですが、甲突川河畔の柳も芽を吹出します。この頃が最も好きな、鹿児島の時節です。その頃には、春の木市が開かれ、新幹線の開通ですね。




チョコレ−トコスモス  2003/10/5(日)
  チョコレートコスモス、初めて知りました。調べてみると、花色がチョコレート色で、匂いまでがチョコレートに似た甘いバニラ系のようですね。花びらを食べてみたらどんな味がするのでしょうか。今、ほんとにコスモスの時期です。


              




鶴岡(庄内藩主)  2003/10/2(木)
  南洲翁(西郷隆盛)に縁のある庄内藩主酒井公がご健在とのことですね。お便りありがとうございました。最近も、『南洲翁遺訓』の記事を読んで頂き、お便りを下さった方がありました。




彼岸花  2003/9/23(火)
  毎年、彼岸が来ると必ず芽を出す彼岸花。なぜ彼岸がわかるかというと、温度ではなく、日長を感じ取って芽を出すのです。』という記事が、サイトで紹介されています。子供の頃、近所の姉さんたちは、彼岸花を繋(つな)いで首飾りを作っていました。彼岸花の汁に触れると肌がかぶれると思いますが、子供の頃は大丈夫だったのでしょうか?




NHKドラマ『蝉しぐれ』  2003/9/6(土)
  皆さん、今晩は。藤沢周平の時代長編小説『蝉しぐれ』がNHKでドラマ化されていますね(金曜時代劇(金曜日21時15分〜21時58分)。小説を読んで自分なりのイメージを持っていたので、どうかなと思っていましたが、とてもいいです。配役も良いし、シナリオも小説に忠実です。情景がよく表現されていると思います。明度のある照明、カメラも良い。藤沢周平の最高傑作作品のドラマ化とあって、念の入れようが伺われますが、皆さんは如何でしょうか。




徐福伝説  2003/9/3(水)
  徐福は、富士山で亡くなったという説もあるようですね。『徐福神武天皇の父説』や『徐福即神武天皇説』もあるようです。鹿児島県串木野など、東シナ海に面する海岸にはよく中国から漂流物が流れ着きます。徐福が出航した中国の地から空ビンを漂流させる実験などもされたようです。ロマンを感じます。



 
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