地球の温暖化は企業における生産活動などだけでなく、個人の社会生活にも起因しています。私たちが日常生活において、地球の温暖化を防ぐために実行できる取組みについてまとめてみました。
温暖化を防止するためには、節電や、車利用の自転車・公共機関への切り替えなどの努力と共に、国民一人一人の生活様式の変革を目指すことが必要です。ものを大事に使い、再利用やリサイクルに心がけて、できるだけ不要なものを買わないようにします。生活の中でできるかぎり資源・エネルギーの無駄使いを排除し、再利用やリサイクルを推進していくことが、循環型社会を構築し地球温暖化を防止する基本となります。具体的には、下記のような取組みができると思います。
(1)電気、ガス、灯油使用の節減
・エアコンの暖房設定温度を下げる。
・エアコンの冷房設定温度を上げる。
・エアコンの使用時間を短縮する。
・石油ストーブの使用時間を短縮する。
・電気こたつの設定温度を下げる。
・使っていない部屋の電気をつけっ放しにしない。
・カラーテレビを見る時間を短縮する。
・テレビを見ない時は主電力を切っておく。
・ビデオの待機電力はOFFにしておく。
・1日当たりの冷蔵庫のドアの開け閉めの回数を減らす。
・冷蔵庫の食品の詰め込みすぎはやめる。
・ガス給湯器の口火をつけっ放しにしない。
・ガス給湯器で食器を洗うとき、使うお湯の温度を下げる。
・電気炊飯器でご飯を炊くとき、一度まとめて炊かないで分けて炊く。
・風呂は家族で続けて入浴するようにする。
・電気掃除機は、集塵袋やフィルターを良く掃除して使用する。
(2)自動車の利用の有り方
・無計画・不必要な自動車の利用を控える。
・出来るだけ公共交通機関を利用する。
・アイドリングストップを行う。
・急発進・急加速をしない。
・空ふかしをしない。
・無駄なものを積まない。
・タイヤ空気圧を適正に保つ。
・洗車に風呂の水等を利用する。
・歯みがきや洗顔のとき水を出しっぱなしにしない。
・洗濯は流しすすぎを止め、溜めすすぎにする。
・ホースで洗車した水をバケツにためてスポンジ洗いに再使用する。
(3)ごみ排出の削減
・買い物袋を持参し、ビニール袋をもらうのを止める。
・過剰包装をしてもらわない。
・買い物を工夫し、ごみの量を減らす。
(4)自然エネルギーの利用
(5)木や草花などの植込みによりグリーン地帯を増やす。
(植物は、光合成により二酸化炭素を吸収し酸素を排出してくれる。)
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