旅行記  ・関門海峡の風景(3)−紅葉の城下町〜長府   

  
長府の位置マップ
関門連絡船
関門橋
門司IC
下関IC
唐戸
中国自動車道
九州自動車道
R491
山陰本線
山陽本線
R191
R9
R3
小月駅
長府
長府駅
新下関駅
幡生駅
下関駅
門司港駅
門司駅
 毛利元就の孫、毛利輝元は関ヶ原の戦い(1600年)で戦わずして破れ、防長二州に減封されます。輝元は、毛利元就の四男元清の子で、一門の中でも武勇・器量の誉れ高かった毛利秀元に、長府三万六千石余り(のちに五万石)を与えました。萩藩の支藩・長府藩の誕生です。その城下町・下関市長府は、関門橋から5〜6kmのところにあります。関門連絡船の船着場・唐戸(からと)からバスに乗り、関門海峡を行き来するタンカーや商船など、海峡の風景を右に見ながら20分近く進むと長府に着きます。バスを降りると、壇具川(だんぐがわ)はすぐそこです。国道9号線沿いには、企業や工場などがありますが、川沿いに少し歩くともう城下町情緒あふれる静かなたたずまいです。海峡の風景から急変した趣に戸惑うぐらいです。訪問した日は、11月上旬の日曜日でした。平年よりかなり寒いと予報された日でしたが、それでも昼近くになると寒さもやわらぎ、功山寺の山門辺りは観光客で賑わい、シャッターを切るのに苦労するほどでした。功山寺山門の紅葉は、もう1週間〜10日ぐらいしたらもっと鮮やかなことでしょう。門司港から下関唐戸まで利用した関門連絡船は、あまり大きくない船で、まるでモータボートのように時速40kmくらのスピードで突っ走るのです。関門橋を写すときカメラに水しぶきがかかったようです。レンズに塩が付いていたのでしょう。撮った写真が少しかすんでいます。シャープネスも少し足らなかったようです(反省)。長府の観光案内のパンフレットをみると、よく雪景色の功山寺や長屋門の写真が載っています。雪の日にまた訪問してみたいものです。
                                     (旅した日 2002年
11月)

      
        

        
        
       
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