仙台藩祖・伊達政宗(1567〜1637年)は、生前に自らの死後は、遺骸を仙台経ヶ峰に葬ることを遺言し、70歳で生涯を閉じました。後を継いだ二代藩主・伊達忠宗は、政宗の遺言に従い、翌1637年(寛永14年)政宗の御霊屋(おたまや、霊廟)を建立し『瑞鳳殿』と命名しました。瑞鳳殿は、本殿、拝殿、唐門、御供所、涅槃門からなります。桃山様式の威風を伝える豪華絢爛な廟建築として1931年(昭和6年)には国宝に指定されましたが、1945年(昭和20年)の戦災で焼失。現在の建物は、1979年(昭和54年)に再建されたものです。
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