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到着する宮崎空港行き特急『にちりん』 |
津久見駅に着任した後藤静昭駅長は『なごり雪』が津久見駅を舞台にして生まれたことを知ると、メロディを構内放送で流そうと思い立ちます。この取り組みが輪を広げ、同窓生の仲介で伊勢夫婦がアレンジしたオリジナル版(3分20秒)の提供を受け2009年10月から特急発着時にホームで流れるようになりました(1)。そして、2010年3月駅の玄関に『線路の先にはロマンがある』という書き出しで始まる伊勢さんの詩と『なごり雪』の歌詞の一部を刻んだ石版が埋め込まれた記念碑が設置されました。 |
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名曲『なごり雪』は、大分県津久見(つくみ)市出身の伊勢正三さんが1974年(昭和49年)に作詞・作曲した歌です。翌年にフォークシンガーのイルカがカバーして大ヒットし、多くのアーティストに歌い継がれてきました。『♪東京で見る雪はこれが最後ねと〜 』とあるように、歌詞の中では東京の駅が舞台になっていますが、伊勢さん本人は、ふるさとの津久見駅をモチーフにしたと語っています。津久見の駅のホームから遠く東京に憧れながら、空想の少女との別れを歌にしました。 |
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上り普通柳ヶ浦行き |
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