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旅行記 ・美作滝尾駅− 岡山県津山市 2018.09
 みまさかたきおえき
美作滝尾駅
JR因美線(いんびせん)美作滝尾駅は、
のどかな田園地帯にポツンとあるひなびた駅です。岡山県の北部に位置する津山市内の
中国自動車道・津山ICから7〜8km北東の位置にあります。
因美線は、鳥取県鳥取駅から
岡山県津山市の東津山駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)で、
美作滝尾駅は終着駅・東津山駅から3つ目の駅です。
1928年(昭和3年)3月
開業の当時の姿をそのまま残す木造平屋作りの駅舎は、2008年(平成20年)
11月に登録有形文化財に登録されました。
かつては
駅前のJAつやま神滝営業所に簡易委託されていましたが、現在は無人駅。一日の
平均乗車人員は40人足らず(2016年現在)。
そして、この駅は
寅さんシリーズ第48作目(最終話)『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の冒頭の
オープニング・シーンに登場した駅として知られています。
この駅にやってきた寅さんが、
岡山県真庭市の勝山行きの切符を買い、ホームでトンボを捕まえようと指を回す
オープニング・シーンが撮影されたのが1995年(平成7年)10月。
実はその当時、
寅さんを演ずる渥美清さんは肝臓癌が肺にまで転移しており、主治医から『もう出演は不可能』と
診断されていて、無理を押しての出演だったそうです。
ここの作品での寅次郎は
ほとんど動かず座っているシーンが多く、寅次郎が活躍している姿はすべて合成で制作されたそうです。
映画が公開されて8ヶ月後の1996年(平成8年)8月、渥美さんは帰らぬ人となりました。
美作滝尾駅は、もともと鉄道マニアには
戦前に作られた木造の駅舎として知られていましたが、1995年(平成7年)12月に映画が公開されると
渥美清さんを慕う寅さんファンが全国から訪れるようになりました。
美作滝尾駅は
山田洋次監督の希望でロケ地になったんだそうです。下見に訪れた山田監督と
スタッフは、この駅を黙々と見て回わったそうです。
この駅の、
鍵のかかった駅員室には
『美作滝尾駅ほど美しい駅は、もう日本のどこにもありません』という
山田洋次監督からの手紙が、大切に保管されているそうです。
駅舎の待合室には、『旅の思いでノート』や
葛飾柴又で2018年11月3日・4日に開催される『寅さんサミット』のパンフレットが置いてありました。
ホームや周囲の清掃、駅舎の鍵の管理は地元の町内会が担っています。
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