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旅行記 ・集落と彼岸花 − 鹿児島県さつま町 2019.09
集落と彼岸花
さつま町船木西地区
今、集落の家々の周りの田んぼのあぜ道に彼岸花が咲き誇っています。彼岸花の有毒性や悪臭を利用して、モグラやネズミなどから田んぼのあぜ道を守る目的で植えたとか、地下茎にデンプンが含まれており水にさらして食用となり、昔は飢饉に備えて田んぼのあぜ道に植えたなどといった話を思い出します。
さつま町船木東地区
この写真の彼岸花は、そういった目的で昔から植えられているものではなく、ふるさと美化活動および青少年育成活動の一環として、数年前に集落の大人たちと子供たちが一緒になって植えたものです。真っ赤な彼岸花のあぜ道と黄金の稲穂の田んぼが相まって稔りの秋の雰囲気を醸し出しています。
さつま町船木東区地区
          農道の参道めくや彼岸花   渡
          田の神も踊り出しそな彼岸花
さつま町船木東地区の田の神さぁ
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