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旅行記 ・真如堂 − 京都の紅葉(2) − 京都市  2013.11
しんにょどう
真如堂
(真正極楽寺)
2013年11月の最後の週末、
機会を得て、京都東山の三条通り以北の5つの紅葉の
名所(寺院)を訪ね歩きました。
地下鉄烏丸線を丸太町駅で下車して、
金戒光明寺から真如堂、法然院、永観堂を経て南禅寺そして地下鉄東西線の
蹴上駅まで歩くと、延べ約8km、約5時間の散策になります。
二番目に訪ねた真如堂は
金戒光明寺(黒谷さん)の北隣りにあって、紅葉の美しい寺として、近年、
多くの人が訪れるようになったお寺だそうです。
紅葉シーズンになると
驚くほどたくさんの人で賑わいますが、それ以外の季節は、お参りや散策、犬の散歩の人が
往来する、静かなお寺だそうです。
本堂の名前が
真如堂であることから、真如堂と呼ばれて親しまれていますが、
正式には真正極楽寺といいます。
平安の中頃の永観2年(984年)、
比叡山延暦寺の僧・戒算上人(かいさんしょうにん)が延暦寺にあった阿弥陀如来を
移して安置したのが寺の始まりだといわれます。
応仁の乱で伽藍等が焼失しましたが、
足利義政により再建。1717年に建てられた本堂は、京都の天台宗本堂最大規模で
重要文化財に指定されています。
国宝の法華経6巻の
他にも、御本尊の木像阿弥陀如来立像や本堂などが
国の重要文化財に指定されいます。
その他にも多くの
貴重な美術品などの重要文化財を所蔵する
歴史ある寺院です。
 
重厚な本堂や三重塔を
背景に、広い境内に赤・黄・オレンジ色の美しい紅葉の
海が広がります。
なまこ壁に紅葉、
大樹の幹に繊細なもみじ葉、
重厚な建物と紅葉のコントラスト、
 白壁に淡い紅葉の木漏れ日、
山門を覆い隠すような
真っ赤な紅葉、石畳の参道の両側に大きく枝を
張る楓(カエデ)、
その奥に
本堂や三重塔が見え、まるで楓の林の中に寺が
あるような風景、
境内に降り積もる
紅葉の落ち葉などが、真如堂の紅葉の
風景の特徴です。
拝観料が無料というのも嬉しいです。
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