♪夜祭の宴
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旅行記 ・かずらたて − 鹿児島県薩摩川内市里町 2011.08.13
 
かずらたて
かずらで作った大綱を大蛇に見立てた『かずらたて』祭り。化粧した踊り連がパレードの先頭を行けば、
 若衆を中心に地元民が大綱を頭上に持ち上げながら後に続きます。
 港公園の広場に着くと、大綱の大蛇をとぐろ巻きに巻きあげます。
鹿児島県薩摩半島の約38km西方の東シナ海に浮かぶ甑島(こしきじま)列島は、薩摩川内(せんだい)市に属し、上甑島・中甑島・下甑島の主なる3島と、付属するいくつかの島からなります。『かずらたて』の祭りは、五穀豊穣を祈る上甑島・里地区の伝統行事です。もともとは十五夜の行事でしたが、人口が少なくなった近年は、お盆で帰省する人の多い8月13日に毎年開かれています。山から採ってきた『くずかずら(葛蔓)』をつなぎ合わせて直径約15cm、長さ80mの大綱をつくり、それを大蛇にみたてて地域内を練り歩きます。先頭を行くのは、思い思いに変装したり、お化粧した子供や若者の踊り連。大漁旗やノボリをなびかせながら、鉦(しょう)や一斗缶、法螺(ほら)貝の音に合わせて踊り進むと、若衆を中心に地元民が大綱を頭上に持ち上げながらその後を練り歩きます。港公園に着くと、かずらの大綱をとぐろ巻きに巻きあげ、五穀豊穣を祈る祭りは最終章へ。
 
大綱作り
 早朝4時に起床して山に採りにいったくずかずらを持ち寄って並べます。
それをかずらで束ねて繋ぎ大綱を作ります。皆さんの息もピッタリ!
 お神酒(芋焼酎)も準備されて・・・。海はどこまでも青いです。
大綱つくりの見通しがたったところで、こちらは大漁旗や幟の準備です。
 大綱つくりももう一息です。
午前11時、予定通り、長さ80mの大綱ができ上がりました。
お化粧 
12時から午後1時の間にメイクアップ。こちらは、さっさと出来上がった二人です
二人がかりでお化粧してもらって、ちょっぴり恥ずかしい?
こちらは、パレードの出発を待つばかり
思い思いに変装。この日のためにカットしてもらった髪型!
ひょっとこ面を後かぶりにして、赤の袖なし半纏が良く似合ってます
腹にしっかり兵児帯を締めて
いよいよパレードの出発。こちらは、法螺(ほら)貝の練習です。
 
行進 
『プープラプー』という法螺貝の音に合わせて、踊りながら進みます
南国の日差しの強い炎天下の中でパレードは進みます。
この夏、おかあさんとお姉さんと僕と・・・
いよいよ佳境に入ってきましたよ!
お兄さん、お姉さんたちと・・・
じいちゃんとお孫さんでしょうか?
白化粧も大漁旗も青空にはえて・・・
青春の若さを発散。頑張れ甑島! 頑張れ日本!
イケメンの若衆、笑顔がまたまた好いですね!
待っていたパレードが、港公園の広場に到着しました。
ここが、大綱の先頭
さぁー、一気に走って、大蛇のとぐろ巻です。
巻き上がった大蛇のとぐろの上に一番乗り。数人が乗って踊り、祭りは最終章へ・・・
 上甑島
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