旅行記 | ・九州のひなまつり(2) −人吉 | |
鹿児島、宮崎両県と境界を接する、熊本県最南端の街・人吉。山々が連なる九州山地をくぐりぬけると、突然澄み切った空の広がる人吉盆地。そのなかを母なる川・球磨川が流れる。取り囲む九州山地の恵みに育まれ、相良藩700年の歴史が息づく九州の小京都。球磨川の支流、ダム建設で話題の川辺川(かわべがわ)をさかのぼれば五木村。 |
きじ馬 | 花手箱 | うづら車 | 羽子板 |
石野公園 | 市民所蔵の歴史あるひな人形を一堂に展示。人吉名物『球磨川のがらっぱ(河童)雛』もあります! |
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「人吉クラフトパーク・石野公園」は、人吉相良700年の歴史と暮らしに息づく文化を伝承し、味わって頂くための伝統文化体験型・歴史テーマパークです。伝統工芸展示館・陶芸館・導遊館・鍛冶館・民工芸館・木工館焼酎館・茶室・展望所などたくさんの施設があり、陶芸・竹とんぼ・木工芸・きじ馬・花手箱・紙すき工芸などを楽しく体験が出来ます。 〒868-0825熊本県人吉市赤池原町1425-1 TEL0966-22-6700、駐車場・200台があります。 交通アクセス・九州自動車道人吉ICより車で10分 営業時間・9:00〜17:00(入園〜16:30)、休日なし 入園料・大人200円(160円)、小・中・高生100円(80円) ※()内は、20名以上の団体料金 |
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木製の展望所(上左)、展望所より眺める石野公園(上右) |
歴史ある享保びな等、豪華絢爛な雛人形が展示されています。 | ||
からくり人形も展示されています。(下左・中) | 人吉名物・『球磨川のがらっぱ雛』(上右)、ついボイ〜ンに憧れてしまいます。(下右) | |
専徳寺 | 住職の安部さんが37年間に収集した1200体を超える様々な人形、圧巻! 安部コレクション |
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専徳寺のひな人形は、住職の安部さんが娘さんの雛人形を買い求めたのを契機に、37年間に全国をまわってひとつひとつ集められたものです。15年程前から、桃の節句に飾っていた人形たちを一堂に展示して、見学できるようにされました。それが人吉球磨のひなまつの始まりだそうです。古いものでは、220年前の江戸時代後期頃の古今びなから、土びな、市松人形や押し絵びな、羽子板人形など、現在に至まで1200体を超える様々な人形を見ることができます。1シーズンに全国から1万人以上の拝観者があるということです。 〒868-0095熊本県球磨郡相良村柳瀬769 TEL0996-23-2405 開館時間 9:00から18:00、拝観料300円(大人のみ)、団体割引(20名以上)ひとり250円 期間 平成15年は、2月1日(土)〜3月31日(月) |
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住職の安部弘昭さん | 雛の寺・専徳寺 民家がお寺になっていますが、すぐ 近くに新しい寺が出来上がっています。 |
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