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旅行記 ・船木豊年踊り − 鹿児島県薩摩郡さつま町  2013.10.06
三本矢旗踊り
(船木下保存会)
船木下保存会の『三本矢旗踊り』
入鼓と鉦が先頭を行きます。
そのあとに16名の太鼓が続きます。
本HPの管理者も太鼓の踊子として参加しています。
 棒踊り
(船木旭保存会)
船木旭保存会の『棒踊り』
登り窯の中
 一本矢旗踊り
(船木東保存会)
船木東保存会の『一本矢旗踊り』
一本矢旗ですが太くて力強い感じがします。
そして、三本矢旗踊りに比べてよりダイナミックな踊りです。
 (まげ)踊り
(船木西保存会)
船木西保存会の『髷(まげ)踊り』
竹でつくった彼岸花のような旗と赤覆面が特徴の踊りです。
疱瘡神(ほうそうしん)は赤色を苦手とするという伝承があるです。
赤覆面は『疱瘡神除け』でしょう。
船木区の豊年踊り
本HPの管理者の住む集落(鹿児島県薩摩郡さつま町船木区)の豊年踊りの風景です。さつま町は、鹿児島県北部の内陸地域に位置する人口2万3千人の町で、その市街地への玄関口となっているのが船木区です。茶と畜産を中心に水稲をあわせもつ農業主体の地域で、船木下、旭、東、西の4つの公民会(自治会)から構成されています。それぞれの公民会には青壮年を中心にした豊年踊り保存会があって三年に一回、秋の農繁期が始まる10月上旬に、船木下の『三本矢旗踊り』、船木旭の『棒踊り』、船木東の『一本矢旗踊り』、船木西の『髷(まげ)踊り』が披露奉納されます。国や県の無形文化財などに指定されている踊りではありませんが、慶長年間の頃、島津家第17代当主・島津義弘公の朝鮮出兵の戦勝祈願、凱旋祝いとして踊り始めたと伝えられている踊りです。本HPの管理者も船木下の『三本矢旗踊り』に太鼓の踊子として参加しました。したがって、『三本矢旗踊り』の写真は連れ合いに撮ってもらいました。
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