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旅行記 ・カノープス(南極老人星)観測 − 鹿児島県さつま町 2019.02.27
カノープス(南極老人星)
南東 ↑ カノープス 南西
観測場所: 鹿児島県薩摩郡さつま町船木(自宅)
観測(撮影)日時: 2019年1月27日 22:07:36
カメラ:NIKON D7200、 AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
絞り値: f/3.5、露出時間: 25.7秒、ISO感度: 1000
カノープスとシリウス(おおいぬ)、ペテルギウス(オリオン)との位置関係
 
カノープス(南極老人星)について
カノープス(Canopus)は、りゅうこつ座α星。太陽を除くとシリウスに次いで全天で2番目に明るい恒星。赤緯マイナス52度40分に位置するため、南半球では容易に観測できるが、日本では東北地方南部より南の地域でしか見ることはできない。しかも、東京では南の地平線より2度の角度、京都でも3度の高さにしか上らず、地上からの光害や、大気を通る距離も長いため全天でシリウスに次いで明るいとは思えないほどに減光して赤くなり、見つけることはより困難となる。本州より南に位置する九州・沖縄では本州よりは高い位置に観測でき、九州南部の鹿児島では6度程度、沖縄の那覇では10度程度の高さまでのぼる。カノープスという名前はギリシア語起源の名で、トロイア戦争でギリシア軍艦隊の舵手を務めたというカノポスにちなんで命名された。高度の低さから赤みがかって見えることから、中国の伝説では寿老人の星、南極老人星とされる。単に老人星、寿星とも言う。そのため、この星を見た者は長寿になるという伝説も生まれた。
カノープスとシリウス(おおいぬ)、ペテルギウス(オリオン)などとの位置関係 出典: 国立天文台(NAOJ)
 
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