♪シチリニアーノ(バッハ)
Piano1001

 
     旅行記 ・JR豊後森円形機関車庫 − 大分県玖珠町  2008.10
JR豊後森円形機関車庫
           
福岡県久留米と大分を結ぶ
JR九州の久大線は、
昭和9年(1934年)に開通しました。
    
       
      
久留米駅と大分駅のほぼ中間に位置するのが
大分県日田駅で、豊後森駅は、
日田駅と大分駅のほぼ中間辺りにあります。

      
      
豊後森駅から歩いてすぐのところに、
まるで古代劇場のような雰囲気で佇む円形状の建物が、
かつてSL機関車を格納していた機関車庫です。
  
   
   
   割れたままのガラス窓に、外壁の塗装は
はげ、ツタがからまって
廃墟と化した姿が、いっそうノスタルジーを誘います。
    
  
    
昭和12年には隣りの恵良駅で久大線から分岐して
南下する支線・宮原線も開通し、
最盛時の昭和23年頃には、SL25両、職員250人を抱えていたそうです
   
      
昭和45〜46年にディーゼル化にともない
SLが廃止されるまで、
12両のSL機関車を格納し、転車台を使って出し入れしていました。

    
 
貴重な歴史遺産を守ろうと、
地元住民たちが『豊後森機関庫保存委員会』を組織して、
保存運動を展開しているそうです。

   
   
   訪れた日(2008年10月12日)、
町商工会青年部の主催で2003年から毎年続けられている
『機関庫まつり』が丁度開催されていました。
  
  
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