ゴッホが描いた7枚の花瓶入り『ヒマワリ』のうち現存するのは6枚。そのうち1枚が日本にあります。5番目に描かれたヒマワリで1987年3月に安田火災海上(現・損害保険ジャパン日本興亜)がロンドンのクリスティーズで2250万ポンド(当時の為替レートで約53億円)で落札しました(最終的な購入金額は手数料込みで約58億円)。
購入をした理由は、世界的な名画が不在であった東郷青児美術館(現・東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)の入館者が少なすぎる事が社内で問題視されていたからだそうです。
1997年(平成9年)10月に英紙『サンデー・タイムズ』の報道で、エミール・シェフネッケルによる模作であるとする疑惑が持たれましたが、1999年(平成11年)の研究調査によりゴッホの真筆と断定されました。以降も贋作説が囁かれたものの、ゴッホ美術館の学芸員・修復技官らが再度調査を行った結果、やはり真筆であると報告されているそうです(以上、Wikipediaより)。
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5番目のヒマワリ(1888年8月 〜 1889年1月制作)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、東京、日本 |
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(ヒマワリの画像は、ひまわり (絵画) - Wikipedia より借用。) |
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