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− 俳句 子供の日
この4月に俳誌『火の島』に入会し、早速4月8日に開催された俳句大会に投句したところ、入賞には届きませんでしたが、5席を頂き、いい作品だからということで、代表者の丸山眞先生が直筆の色紙を作って送って下さいました。
 
  裾上げの糸解く母や子供の日 ワシモ
 
俳誌『火の島』は『朱欒』(さぼん、脇本星浪主宰)の終刊を受けて2008年(平成20年)に丸山眞先生を代表に創刊されました(会員約 120名)。丸山先生は鹿児島大学時代に福永耕二と句作を共にされた方です。
 
福永耕二は鹿児島県川辺町(現・南九州市)で生まれ、ラサール高校在学中から水原秋櫻子主宰の『馬酔木』に投句を始めました。20歳代で俳句作家としてその才能を発揮し、32歳の若さで『馬酔木』編集長に抜擢されるも42歳の若さで急逝します。耕二を顕彰する『南九州市かわなべ青の俳句大会』は昨年の開催で20回を数えています。
 
そんな福永耕二と句作を共にされた経験をお持ちの丸山先生から当時の貴重なお話をお聞きしたこともありました。先生から頂いた色紙は、早速額縁を購入して書斎に飾りました。記念にし、これからの励みにします。
 
『なつかしい情景が浮かびますね。』『私たちが子供の頃母がスカートの裾を解いて丈を伸ばしてくれていたことを思い出しました。』といったコメントを頂きました。最近は裾上げや袖上げをして着せることもされなくなり、団塊以上の世代のノスタルジーかも知れません。それでも、親の子に対する思いは時代を問わず変わらないものである(あって欲しい)と思います。 
 

送って頂いた色紙
俳誌『火の島』
額縁に入れて飾った色紙
写真はいずれも2019年04年21日に撮影

  2019.04.24
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