趣味・あれこれ  ・宇和島名物 さつま汁   
 
− 宇和島名物 さつま汁 −
2020年2月3日(月)から四国は愛媛へ3泊4日の一人旅に出かけました。2日目の昨夜は宇和島市内に泊まり、宇和島の郷土料理に『さつま汁』があるというので料理店へ食べに行きました。
 
宇和島のさつま汁は、鯛やアジなどの魚をすりつぶし味噌と出汁を加え、さらに薬味を足して仕上げた汁物で、薬味にはミカンの皮や刻みネギなど好みに応じて好きなものを散らすそうです。
 
宇和島名物にはもう一つ『鯛めし』があるのでさつま汁と両方食べてやろうと思いましたが、宇和島の『さつま汁』は普通の汁物のように飲むのではなく、ごはん(白米のごはんに麦めしを散らしたもの)の上にかけて食べるのだそうです。したがって『鯛めし』はお預けでした。
 
『さつま汁』は名前の通り薩摩国(鹿児島)から伝わったのが通説とされていますが、鹿児島のさつま汁とまったく違うので不思議です。一番目の写真の上の方の中央が『さつま汁』。ドロドロしていました。美味しかったです。
 
宇和島まで行った目的の一つは、あの遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の『段々畑』の写真を撮ることで、きょう行ってきました。したがって、宇和島の『さつま汁』と頂く飲み物(晩酌)は、宇和島の焼酎『段酌(だんしゃく)』にしました。
 
遊子水荷浦の段々畑産のじゃがいもを使った焼酎で名前はじゃがいもの品種『男爵』をもじった洒落でもあります。メニューには富乃宝山、吉兆宝山(いずれも鹿児島・西酒造)もありましたが、折角ですからじゃがいも焼酎にしました。まったくにおいがないので飲みやすかったですが、逆に物足りないぐらいでした。
 
宇和島のさつま定食
宇和島のさつま汁の説明
さつま定食の食べ方
宇和島の段々畑産のじゃがいもを使った焼酎『段酌』
写真はいずれも2020年02月04日、宇和島市内の料理店で撮影。

  2020.02.05
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