趣味・あれこれ  ・チロリアンランプ(浮釣木)   
 
− チロリアンランプ(浮釣木) −
チロリアンランプは、提灯(ランプ)のような特徴的な花を開花させるつる性植物で、別名をアブチロンともいいます。和名は釣りをするときの浮きに似ていることからウキツリボク(浮釣木)。わが家では木戸口(屋敷へのアプローチ口)に十数年前から繁茂していて、ブロック塀をおおい隠しています(花期は4月〜11月)。
  
さて、名前にランプが付いているのは分かりますが、分からないのは『チロリアン』。九州でチロリアンといえば、博多に本社を置く(株)千鳥饅頭総本舗の洋菓子を思い出します。公式サイトによると『チロル渓谷に古くから伝わるロールクッキーに、千鳥屋独自のアレンジを加えた』とあります。
  
ここでいうチロルは、オーストリアとイタリアの国境に広がる地方名ですが、チロリアンランプはブラジル原産の植物ですから、このチロル地方とは関係なさそうです。チロリアンランプの『チロリアン』の意味・由来は分からないままでした。
  
ところが、SNSの友だちからコメントがあって解決しました。チロル地方の洋灯にチロルランタンという昔懐かしい洋灯があったのでした。花の形、雰囲気がその洋灯に似ていることからチロリアンランプという名前が付けられたのだそうです。
 
チロリアンランプ
チロリアンランプ
チロリアンランプ
写真は2020年06月28日自宅にて撮影。

  2020.07.29
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